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年末年始の生ごみ

関東地方でもすっかり気温が下がり冬らしくなってきました。

冬野菜の白菜や大根などはこの時期、生ごみとしてたくさん出そうですが、分解が遅いため、内袋が一杯になりがちです。昼間はひなたに移動したり、室内に置くなどで少しは改善するかと思いますが、寒い時期は入れ方も変えなければなりません。すぐに腐らないような生ごみは、内袋に余裕ができるまで待ったり、燃やすごみに出すなど柔軟に対応してみてください。

藤井誠一郎さんは「ごみ収集という仕事」という著書のなかで「年末年始のごみ事情」について以下のように書かれています。

清掃職員は新年を迎えるにあたり、「きれいな街で、住民に新しい年を迎えてほしい」という心構えで収集業務に臨む。可燃ごみであれ不燃ごみであれ、全部をいったん収集して、年を越すように心掛けている。ごみのない環境で新年を迎えられるのは、このような清掃職員の配慮があるからだ。

※「ごみ収集という仕事」(藤井誠一郎著コモンズ 2018/5)は、著者が「自治体職員と地方自治体の活性化」の研究に際し、新宿区内で9カ月にわたってごみ収集を体験してまとめられた著書です。

ごみ収集をしている方たちは普段も快適な環境を保てるように仕事をされていますが、お正月を迎えるには特に気を配ってくださっているのではないかと思います。年末年始は家にごみが溜まりがちになるとは思いますが、みんなが快適に過ごせるように工夫して乗り切りましょう。

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