2025年1月12日~5月3日 (16週)
- 生ごみ総重量: 生ごみの累計重量
- 基材重量 : 生ごみを含めた基材の重量
- 基材増加量 : 使用開始時 0kgを基準とした増加量
- 生ごみ量は増え続けますが、分解が進んでいるため、基材の量は8週目以降あまり増えていません。
重さだけではなく、嵩もあまり増えていません。
- 16週目では、入れた生ごみの76.6%がなくなっている計算になります。
- 生ごみの量は比較的少なめで1日当り100~150gです。ほぼ毎日入れるのはコーヒー豆とお茶殻。主な生ごみは野菜くずや果物の皮です。3月(7-9週目)には2度イワシ(4+8匹)の頭と内臓を入れましたが、臭いが出ることもなく分解されました。
- 寒い時期には、冬野菜などは分解に時間がかかるので、腐りやすそうなものを中心に入れるのが良いと思います。
微生物の分解能力に合わせて入れ方を工夫することがコンポスタ長続きの秘訣です。
- 4月に入って外気温が20度近くなると、分解の効率が良くなります。
外気温が20~30度になると分解が進み、基材内部の温度も湿度も上がります。ある温度と湿度の時期にダニが大量に発生します。発生はコンポストの周囲のみで、人体に入り込む種類のダニではありませんが、衛生上は気をつける必要があると思います。
- ガベジンは屋外にも屋内にも置けます。たとえば台所に置けば、生ごみが出るそばからコンポストに入れることができ、コバエやアメリカミズアブの発生をほぼなくせるのは大きな利点です。ですが、上記のようにダニが発生する時期には、外に置く方が良いかもしれません。軽いため簡単に移動できるので、一番快適に使える場所や方法を見つけていただくのが良いと思います。
ガベジンの基材である竹パウダーの写真、左は開始前、中央は4週目、右は16週目の状態です。
個々の生ごみの分解具合は入れたタイミングで違いますが、竹パウダーそのものの色が少しずつ変化します。